ナレーター(大塚明夫)
“1840年代のアメリカは、奴隷制をめぐって南北の対立が激しさを増していました。南部のサウスカロライナ州で大農園を経営するメーン家の長男オリー。そして、北部のペンシルベニア州で製鉄工場を営むハザード家の次男ジョージ。二人は、ウェストポイントへ行く旅の途中で出会い、無二の親友となります。やがてジョージに誘われて、はじめて北部を訪れたオリーを驚かせたのは、奴隷制に対する批判が強いことと、産業がはるかに進んでいることでした。”
“1840年代のアメリカは、南北が奴隷制をめぐって対立を深めるとともに、西部へ向かって領土を拡張している時期でもありました。1848年、テキサスをめぐってメキシコとの戦争が始まり、オリーとジョージは戦場へと赴きます。戦場で負傷し、そのうえ愛するマデレーンを失ったオリーは自暴自棄になりますが、親友ジョージの励ましで立ち直ります。そしてジョージは、コンスタンスと恋に落ち結婚を決意します。そんな折、モントロイエルから奴隷のプライアムが脱走してしまいます。”
オリー(磯部勉) ジョージ(ジェームズ・リード 松橋登) ティレット(中村正) クラリッサ(谷育子) マデレーン(田島令子) ジャスティン(谷口節) ベント(富山敬) フリン(小林清志) エドワーズ(大木民夫) アシュトン(勝生真沙子) ベレット(佐々木優子) コンスタンス(麻上洋子) プライアム(千葉繁) セミラミス(林裕美子) ジョーンズ(島香裕) フィスク(立木文彦) オーウェンス(江原正士)
オリー ジョージ マデレーン ジャスティン アシュトン ベレット バージリア(一柳みる) チャールズ(池田秀一) イサベラ(幸田直子) コンスタンス ビリー(関俊彦) プライアム ダグラス(池田勝) モード(沢田敏子) クラリッサ(谷育子) グリーン(麦人) ハントゥーン(石丸博也) MC(吉水慶) 神父(梶哲也) セミラミス ジョーンズ ワイリー(石井敏郎) ドーキンズ(林一夫) 牧師(伊井篤史) 審判(塚田正昭)
“1850年代に入り、南北の対立が一段と激しさを増す中にも、メーン家とハザード家の友情は続いていました。バージリアだけは、奴隷の逃亡を手伝い、解放運動にのめり込んでいきます。アシュトンは、自分を振ったビリーへの腹いせにビリーの友人を片っ端から誘惑しますがそのせいで妊娠。オリーとの駆け落ちを決意していたマデレーンは、アシュトンの懇願に負け、こどもをおろす手伝いをしてやります。それを男に会っていたと邪推したジャスティンは、マデレーンを部屋に閉じこめてしまいます。”
“1850年代に入り、奴隷制度をめぐる南北の対立は感情的なものになってきていました。肌の色が黒いというだけで人間を奴隷にするのは間違いだとするジョージと、北部人は南部の悪いところばかりをあげつらうと怒るオリーは、ともに戦いは避けたいと願いつつもついに決裂してしまいます。
解放運動の指導者ブラウンによるハーパーズ・フェリー襲撃事件が起こります。1860年、奴隷制度反対を訴えるリンカーンが大統領に当選すれば、南北間の戦争は必至の情勢となります。”
オリー ジョージ マデレーン ジャスティン バージリア アシュトン ベレット ベント コンティ夫人(寺島信子) コンスタンス プライアム グレイディ(田中信夫) ビリー モード ハントゥーン フォーブス(小島敏彦) イザベラ スタンリー(牛山茂) グリーン サップ(北村弘一) ブラウン(兼本新吾) ミード(西村知道) リア(青木和代) ミルバーン(大山高男) ナレーター(大塚明夫)
“1860年、奴隷制度に反対するリンカーンが大統領に当選すると、南部諸州は合衆国から脱退、南部連合に加わったサウスカロライナ州は、州内北側のサムター要塞を砲撃し、これによって南北戦争の火蓋が切って落とされたわけです。オリーの経営する紡績工場でも、軍事物資を生産することになりますが、ジョージの投資してくれた金で北軍を攻撃する武器は作れないと、オリーは秘かにジョージに金を返しに行きます。無二の親友だったオリーとジョージも、今や敵味方に別れることになったのです。”
オリー ジョージ アシュトン ベレット マデレーン ジャスティン チャールズ ジェームズ(石丸博也) バージリア ビリー ベント モード クラリッサ コンスタンス イザベラ スタンリー フォーブス バーデッタ(小島敏彦) プレストン(江角英明) リンカーン(伊藤惣一) シワード(神山卓三) アンダーソン(二瓶秀雄) ミード 北軍将校(筈見純) レックス(小関一) 眼帯の男(幹本雄之) アラバマ(小形満)
“1861年4月12日、南軍がチャールストンにある北軍のサムター要塞を砲撃したことから始まった南北戦争は、最初短期間で北軍の勝利に終わると考えられていました。兵力にしても経済力にしても北部の力は圧倒的であり、その上南部連合は生まれたばかりで内部の統一がとれていませんでした。しかし南部は、リー将軍をはじめ勇敢で智略に富んだ軍人に恵まれていました。同じ年の7月21日、南部連合の首都リッチモンドを目指して進撃した北軍は、ブルランの戦いで南軍に惨敗しました。”
オリー ジョージ マデレーン ジャスティン チャールズ ビリー バージリア アシュトン ジェームズ ベレット ベント グリーン リンカーン リー将軍(上田敏也) デービス(川久保潔) クラリッサ モード イザベラ スタンリー コンスタンス オーガスタ(深実りか[※現・深見梨加]) キャメロン(宮田光) バーダン(仁内建之) ケント(金尾哲夫) ダラム(岸野一彦) ボッドフォード(喜多川拓郎) エズラ(稲葉実) セミラミス カフィー(山下啓介) ワシントン(加藤正之) ボズ(石田彰)
“リンカーンは、南北戦争の開戦と同時に南部の海岸線の封鎖を命じ、ヨーロッパ貿易に頼っていた南部に打撃を与えました。しかし南部の首都リッチモンドと北部の首都ワシントンをめぐる東部戦線では北軍の苦戦が続いていました。開戦間もない1861年7月21日に起こったブルランの戦いは、北軍の惨敗に終わり、その後も南軍に再三敗北を喫していました。今や南軍の勝利は目前に迫り、追いつめられたリンカーンは、奴隷を解放することで国の内外の支持をとりつけることを余儀なくされていました。”
オリー ジョージ マデレーン ジャスティン アシュトン ベレット ベント リンカーン デービス チャールズ バージリア オーガスタ スタンリー イザベラ モード クラリッサ ジェームズ コンスタンス グリーン ビリー バーデッタ ベル(金尾哲夫) カフィー フィールディング(松岡文雄) ティッグ夫人(巴菁子) エズラ バーダン大佐 ワシントン ボッドフォード セミラミス トム(冨田晋寛)
オリー ジョージ マデレーン イザベラ スタンリー モード クラリッサ リンカーン チャールズ ビリー ベレット アシュトン バージリア マイルズ(羽佐間道夫) ニール夫人(市川千恵子) カフィー グラント(小林勝彦) ジョーンズ ジョゼフ セミラミス デュプリー(納谷六朗) スタントン(中庸助) シワード(加藤正之) 脱走兵(野村信次) ボッドフォード ベル エズラ