“ニューヨークの空の下、同じアパートにおかしなおかしなカップルが住んでおりました。
かたやファッションカメラマンのフェリックス、
かたやスポーツ記者のオスカー、
情けないかなこのお二人、おたがい女房に逃げられた男同士。
お料理・お洗濯・お掃除なんでもござれ、よく気がついてきれいずき、
世の中の奥さん連中に見習わせたいような男性。
これはまたズボラでものぐさ、
洋服が皺になっていようが部屋が散らかっていようが一切おかまいなし。横の物を縦にもしない不精者。
ひょんなことから一緒に暮らすことになったというおかしなカップルなのであります。”
(永井一郎)