楊排風[よう・はいふう:楊家の召使い](林佳代子)
楊洪[よう・こう:楊家の執事](中博史)
穆瓜[ぼくか:穆桂英の従者][25-](田村勝彦)
[北漢王](宮田光)
《宋》
趙匡胤[ちょう・きょういん:宋の初代皇帝](内田稔)
趙光義[ちょう・こうぎ:宋の二代皇帝](小川真司)
八賢王趙徳芳[はちけんおうちょうとくほう:趙匡胤の息子,趙光義の甥](佐藤祐四→池田勝)
紫群主[さいぐんしゅ:八賢王の妹](平井美美[3-18]→清水馨[21-])
趙元侃[ちょう・げんかん:趙光義の三男,宋の三代皇帝](家中宏)
潘仁美[はん・じんび:宋の重臣](樋浦勉)
寇準[こう・じゅん:宋の重臣][13-](小林尚臣)
陳武[ちん・ぶ:寇準の従者][13-](星野充昭)
呼延賛[こえん・さん:宋の将軍](水野龍司)
呼延丕顕[こえん・ひけん:呼延賛の息子][22-](金子由之)
高懐徳[こう・かいとく:宋の将軍](谷口節)
楊光美[よう・こうび:宋の将軍](千田光男)
張元[ちょう・げん:宋の将軍、潘仁美の副将](長島雄一)
紫運[さい・うん:宋の将軍](田中正彦)
岳勝[がくしょう:宋の将軍](高瀬右光)
傅鼎臣[ふ・ていしん:宋の高官](田原アルノ)
謝金吾[しゃ・きんご:宋の高官][21,22](中田和宏)
潘夫人[はんふじん:潘仁美の妻](沢田敏子)
潘豹[はん・ひょう:潘仁美の息子](檀臣幸)
潘妃玉蓉[ぎょくよう:潘豹の恋人→趙光義の寵姫→趙光義の妃](岡本麻弥)
《遼》
蕭銀宗[しょうぎんそう:遼の皇太后](陳玲[女弟],趙恩敏,周賢珍 鈴木弘子)
瓊娥[けいが:遼の第一皇女](島本須美)
瑶娥[ようが:遼の第二皇女](佐々木優子)
天慶王耶律尚[てんけいおうやりつしょう:蕭銀宗の義弟](塚田正昭)
木易[ぼくえき:瓊娥の夫、楊延輝の遼での名]
木丹[ぼくたん:楊延輝の息子][26-](沼田祐介)
韓延寿[かん・えんじゅ:遼の将軍](佐々木梅治)
耶律沙[やりつ・さ:遼の将軍](千田光男)
蕭天佑[しょうてんゆう:遼の将軍]
蕭天佐[しょうてんさ:遼の将軍]
王欽[おうきん:遼の軍師・密偵](堀勝之祐)
元佶[げんきつ:遼の密偵](田口昴)
呂鍾[りょしょう:北漢出身の隠士](伊藤和晃)
“10世紀後半、宋の初代皇帝趙匡胤は、群雄割拠していた中原を平定、ほぼ天下を統一した。しかし、北漢だけは名将楊継業親子をたのみに晋陽城を死守、宋への投降をかたくなに拒んでいた。趙匡胤はみずから大軍を率い、楊一族討伐に乗り出したが、北方の契丹族国家「遼」がこの機を狙い南下を始めた。かくして、宋・北漢・遼の間で、熾烈にして複雑な三つ巴の戦いが繰り広げられようとしていた…!”
楊継業(李志毅 壌晴彦) 余賽花(張晶 萩尾みどり)
蕭銀宗(陳玲[女弟] 鈴木弘子) 趙匡胤(内田稔) 趙光義(小川真司) 潘仁美(樋浦勉) [北漢王](宮田光) 瓊娥(島本須美) 瑶娥(佐々木優子) 八賢王趙徳芳(佐藤祐四) 天慶王耶律尚(塚田正昭) 韓延寿(佐々木梅治) 呼延賛(水野龍司) 高懐徳(谷口節) 耶律沙,楊光美(千田光男) 楊延[王其](勝生真沙子) (中博史) (室園丈裕) (星野充昭) (堀川仁) (柳沢栄治) (遊佐浩二) (岩松廉)
楊延平 楊延広 楊延慶 楊延輝 楊延徳 楊延昭 楊延嗣 楊延順 蕭天佑 張元
“晋陽城の場外で、宋兵と北漢兵の死闘が続いた。一方、宋兵は北漢王の安斎所深くにまで潜入し、近衛兵との間に激しい戦いを繰り広げた。城門は閉じられ、楊継業に王を救い出す手だてはない。衆寡敵せず、北漢王はあえなく捕らえられ、宋の皇帝趙光義の前に引きずり出された。北漢王にはもはや、降伏しか道は残されていなかった。戻る城のなくなった楊継業らは、応州へと落ち延びていく。途中、らっこ峡で敵に包囲され、やむなくせっこ寺へと逃れる。だがそこには、またしても罠が仕掛けられていた。”
楊継業 余賽花 蕭銀宗 趙光義 [北漢王] 瓊娥 瑶娥 呼延賛 潘豹(檀臣幸) 玉蓉(岡本麻弥) 韓延寿(佐々木梅治) 高懐徳 楊光美 楊延[王其] (中博史) (小形満) (伊藤栄次) (堀川仁) (大黒和弘) (柳沢栄治) (岩松廉)
楊延平 楊延広 楊延慶 楊延輝 楊延徳 楊延昭 楊延嗣 楊延順
“心ならずも宋に帰順した楊継業だったが、鬱々と楽しまぬ日が続いた。一方、遼の皇太后蕭銀宗は、以前中原への進出の機会をうかがっていた。皇太后は宋の出方をみるため、応州に出兵する。迎え撃つ宋の皇帝趙光義は、楊継業の長男・楊延平を将軍に任命しようとするが、重臣潘仁美は猛反対、指揮官は武術試合で決すべしと献策する。かくして武術試合の布告が出され、それが意外な結果を招く。”
楊継業 余賽花 蕭銀宗 趙光義 潘仁美 潘夫人(沢田敏子) 潘豹 玉蓉 呼延賛 八賢王趙徳芳 紫群主(平井美美) [北漢王](宮田光) (塚田正昭) 韓延寿 宋の将軍(谷口節) 楊光美(千田光男) (中博史) きんじゅんか(星野充昭) (岩松廉) (室園丈裕) (柳沢栄治) (小形満) 女官(吉田美保) (川上とも子) (星野千寿子)
“武術試合が行われる三日間、決して外出するなという父のいいつけにもかかわらず、楊継業の七男延嗣と八男延順は、無ねい府を抜け出し試合場で潘豹と対決する。そして、凶器を隠し持った潘豹の卑劣なやり方に激高した延嗣は、相手を殴り殺してしまう。試合中の殺傷は堅く禁じる、これが皇帝の厳命である。そして、皇帝の命に背いた者には死罪あるのみ。潘豹を殺した下手人が無ねい府に逃げこんだという報告を受けた皇帝は、楊継業にその逮捕を命じる。”
楊継業 余賽花 趙光義 潘仁美 潘夫人 潘豹 玉蓉 呼延賛 八賢王趙徳芳 紫群主 (中博史) (岩松廉) (円谷文彦) (室園丈裕) 武道家(星野充昭) (川上とも子) (本井英美) 女官(吉田美保) (星野千寿子) (柳沢栄治) (小形満)
楊延平 楊延広 楊延慶 楊延輝 楊延徳 楊延昭 楊延嗣 楊延順
“楊延嗣は父の手によって逮捕された。死罪は必至、絶体絶命の楊延嗣の命を救ったのは、以外にも潘仁美だった。潘仁美は、息子潘豹の試合中の不正を知り、事の真相が発覚するのを恐れて先手を打ったのである。「陛下、それよりも今は未曾有の国難、応州に迫った遼軍を討つべく、楊将軍の一刻も早い出陣を」。皇帝も、渡りに船とこれを快諾した。この裁きに感激した楊継業は、厚恩に報いるべく大軍を率いて勇躍応州へと出立した。
遼の皇太后蕭銀宗の元へも、いち早く楊継業出陣の知らせは届いた。進むべきか退くべきか。戦はまだ味方に有利に思えるが、なにかしら嫌な予感がしてならない。
一方、宋の皇帝趙光義は、妃や女官を引き連れごだい山に参詣。実はこれは見せかけで、そのころ幽州奪還をめざす大部隊が幽州に向け秘かに移動中だった。もちろん、その作戦は蕭太后にも予想でき、そのための手は打ってある。決戦の時は刻一刻と迫っていた…。”
※天幕を増やすのは『三国志』で蜀の張飛が厳顔を破るのに用いた策、かな?
楊継業 余賽花 蕭銀宗 趙光義 潘仁美 呼延賛 玉蓉 天慶王耶律尚 紫群主 潘夫人 耶律沙(千田光男) (中博史) 楊排風(林佳代子) (小形満) (岩松廉) 楊兄弟の一人,きんじゅんか(星野充昭) (松本大) (室園丈裕) (星野千寿子) (小川智子) (高瀬右光) (柳沢栄治)
“潘仁美が立てた幽州奪還の作戦は一応成功した。意外にも幽州は無人となっており、宋軍は無血入城を果たしたのである。宋の皇帝趙光義にとってはひさしぶりの幽州。皇帝はお気に入りの姪紫群主や、新たな寵愛の対象となった玉蓉を伴い、すこぶる上機嫌であった。
しかし、これこそ遼の皇太后蕭銀宗が仕掛けた恐るべき罠だっだのである。無人と思われた城の周囲には敵の大軍が潜んでおり、それらが宋軍の入城を待って一斉に姿を現し、城は十重二十重の包囲を受けた。幽州から辛くも脱出した呼延賛の知らせを受けた楊継業は、応州から長駆幽州へと応援に駆けつけるのだが…?”
楊継業 蕭銀宗 趙光義 潘仁美 呼延賛 玉蓉 八賢王趙徳芳 高懐徳(谷口節) 天慶王耶律尚 韓延寿 耶律沙(千田光男) (中博史) (岩松廉) 楊兄弟の一人(星野充昭) (松本大) (高瀬右光) (小形満) (落合弘治) (室園丈裕) (柳沢栄治) (遊佐浩二) (青山穣) (星野千寿子) (小川智子)
“死を覚悟の身代わりの策。しかし結果は、あまりにも悲惨なものとなった。多勢に無勢は否めようもなく、味方は苦戦につぐ苦戦を強いられた。楊継業の八人の息子のうち、討ち死にした者三人、行方の知れぬ者三人。金沙灘(きんさたん)を血に染めて、楊一族の悲劇が始まるのである…。”
楊継業 余賽花 蕭銀宗 趙光義 潘仁美 楊延輝(松橋登) 楊延徳(江原正士) 楊延昭(大塚芳忠) 瓊娥 瑶娥 楊延嗣(岩松廉) 楊延順(中野浩司) 八賢王趙徳芳(池田勝) 呼延賛 天慶王耶律尚 楊延[王其] (大坂史子) 紫運(田中正彦) 楊洪(中博史) 楊排風[楊家の召使い] (千田光男) 楊延平(荒川太郎) (立木文彦) (喜多川拓郎) (室園丈裕) (高瀬右光) (柳沢栄治) (小形満) (遊佐浩二)
“深い悲しみに沈む楊家に、皇帝より数々の恩賞の知らせが届いた。爵位、死者に対する篤い手向け、六男楊延昭のもとには皇帝の姪紫群主が降嫁した。楊家は栄光に包まれたが、それで悲しみが消えるわけではなかった。
一方、遼が再び南下を開始、楊家の男たちも戦場に駆り出される。総大将に任命された潘仁美は、皇妃となった養女玉蓉の威光をかさに権勢を誇っていたが、一人息子潘豹を楊家の七男延嗣に殺された恨みを決して忘れていなかった。そして、楊家・潘家の反目を決定づけるある出来事がこの戦場には待っていた。”
楊継業 余賽花 趙光義 潘仁美 八賢王趙徳芳 潘妃/玉蓉 楊延昭 楊延嗣 呼延賛 韓延寿 楊延[王其] (大坂史子) 紫運(田中正彦) 張元(長島雄一) ふしょうりょう[代州守将](千田光男) (柳沢栄治) (小形満) (高瀬右光) (遊佐浩二)
“潘仁美の楊家に対する怨みと反感はすさまじく、楊継業はその事実を恐ろしいほどに思い知らされる。ろうがそんに向かう途中、難所の陳家谷で敵の待ち伏せにあった楊継業は、前後を絶たれ孤立してしまう。しかも、戦の前の固い約束にも関わらず、潘仁美からの援軍は一向に来ない。この陳家谷の戦いが、この後長い間楊家の運命に暗い影を落とすことになるのである。
一方、遼の皇女瑶娥の婿となっていた楊家の八男延順は、孤立した父を助けようと陳家谷にやってくるのだが、楊継業は敵に寝返った延順を許さず、これを頑なに拒むのだった。”
楊継業 潘仁美 趙光義 楊延昭 王欽(堀勝之祐) 韓延寿 瑶娥 楊延嗣 楊延順 杜金娥(紗ゆり) 紫雲 張元 (中博史) 杜金娥の母(寺内よりえ) 伝令(星野充昭) (堀川仁) (高瀬右光) (室園丈裕)
蕭天佑 蕭天佐
“やがて陳家谷では遼軍の総攻撃が開始された。韓延寿率いる精鋭が雲霞の如く襲いかかる。それでもなお、援軍が来る気配はなかった。楊継業軍に敗色は濃く、刻一刻と全滅の時が近づこうとしていた。かくかくたる武人として天下にその名をとどろかせた楊継業も、ただ天を仰ぐだけだった。
その頃、援軍を求めて潘仁美の元へたどり着いた楊延嗣は、反逆罪で処刑されようとしていた。戦い終わった戦場に、独り父を捜す楊延昭。だが父の姿はどこにもなかった。やがてこの延昭も、潘仁美の企みにあって敵前逃亡の罪で追われる身となるのである…。”
楊継業 蕭銀宗 潘仁美 趙光義 楊延輝 楊延昭 王欽 韓延寿 潘妃玉蓉 瓊娥 瑶娥 楊延嗣 紫運 張元 (小形満) (柳沢栄治) (高瀬右光) (堀川仁)
“楊延昭は敵前逃亡の罪人として手配された。町々の辻には高札が立てられ、その首には賞金が懸けられた。その楊延昭に近づいたのが王欽である。実は遼の軍師なのだが、この男文武に秀でてなかなかの人物。意図するところがあって延昭に接近した。延昭はその才能にすっかり傾倒してしまい、その助力を得て皇帝への訴状を提出する。また陰になり日向になり、八賢王らの強力な後押しがあったことは言うまでもない。八賢王は黒白を正すべく、審理を主張した。かくしてついに皇帝も折れ、潘家・楊家の訴訟を正式に取り上げ、ことは裁判で争われることになるのだが、権謀術数にかけては潘仁美が一枚も二枚も上手。楊家に再び、暗雲がたちこめる…”
余賽花 潘仁美 趙光義 楊延昭 王欽 八賢王趙徳芳 潘妃玉蓉 呼延賛 張元 楊光美(千田光男) 傅鼎臣(田原アルノ) (林佳代子) (大坂史子) 傅鼎臣の手の者(小形満) (柳沢栄治) (堀川仁) (高瀬右光)
呼延丕顕[こえん・ひけん:呼延賛の息子]
“せいだいぎょし傅鼎臣の延昭に対する執拗な追求が続いた。ついには拷問によって気絶した延昭から、自白書に偽の押捺までとった。玉蓉も父の意を汲んで皇帝趙光義に讒言を繰り返すが、これが逆の効果を生んだ。皇帝も玉蓉の増長ぶりを苦々しく思っていたのだ。そしてついに、余賽花は謁見を許される。皇帝の前で余賽花は、延昭の無実と楊家の忠義一途を縷々訴えるのだが…?”
余賽花 潘仁美 趙光義 楊延昭 王欽 八賢王趙徳芳 潘妃玉蓉 呼延賛 紫群主 傅鼎臣 (中博史) (大坂史子) (青山穣) (柳沢栄治) (小形満) (高瀬右光)
“審理を任された謝雨軒は、妙手を思いつく。それは都から逃げ出すことだった。このご老体、責任の重大さに耐えかねたのである。代わりに白羽の矢が立ったのが寇準だった。きょうこうの県令で、公明正大さと見事なお裁きで、庶民に絶大な人気の人物。八賢王の勧めで都にのぼる。
その頃、楊家の門前にたたずむ女一人。かつて楊家の七男延嗣が、あれいで横死する前に知り合った杜金娥である。何やら思い詰めた様子。一波乱起きそうだった。”
余賽花 潘仁美 趙光義 八賢王趙徳芳 寇準(小林尚臣) 潘妃玉蓉 杜金娥 潘夫人 楊排風 楊洪 謝雨軒[宋の高官](西川幾雄) 陳武[寇準の従者](星野充昭) 豆腐屋(千田光男) 傅鼎臣 (高瀬右光) (小形満) (鳥畑洋人) (青山穣)
“いよいよ、潘仁美と楊延昭の裁判か始まった。御史の役所の外には大勢がつめかけ、八賢王、潘妃玉蓉も傍聴席に姿を見せた。楊延昭は堂々と身の潔白を主張し、潘仁美の非を責めたてる。しかし百戦錬磨の潘仁美、得意の弁舌でのらりくらりと言い逃れ、容易に尻尾をつまかせない。一方、証拠ひとつなく証人ひとりいない楊延昭は、反論につまり窮地に立たされる。そこへ突然、三人の意外な証人たちが現れ、裁きは思わぬ展開を見せ始める…。”
余賽花 潘仁美 趙光義 八賢王趙徳芳 楊延昭 寇準 潘妃玉蓉 潘夫人 王欽 呼延賛 紫運 張元 杜金娥 楊延[王其] 楊排風 楊延瑛(大坂史子) (中博史) 陳武 (高瀬右光) (青山穣) (鳥畑洋人)
“おごれる者久しからず。宋朝開国の元勲として権勢をほしいままにした潘仁美も、その末路はあわれだった。訴訟に敗れ妻は自害して果て、一人おん州に流されてゆく。さらにその途中、夫楊延嗣を殺害された杜金娥の怒りの刃が待っていた。この杜金娥による潘仁美襲撃が、楊家にとってまた新たな悲劇を引き起こした…。”
余賽花 潘仁美 趙光義 八賢王趙徳芳 楊延昭 寇準 潘妃 玉蓉 王欽 楊延[王其] 紫群主 杜金娥 趙元侃(家中宏) 呼延賛 潘夫人 楊排風 楊延瑛 紫運 張元 楊洪 元佶(田口昂) 楊宗保(増田ゆき)
“王欽の執拗な企みはなおも続く。王欽は楊延昭の流刑地に刺客を送り込み、亡き者にしようと企てる。やがて楊一族のもとに、延昭死すとの悲報が届く。潘仁美は去り、今また楊延昭も去った。もはや宋王朝に恐るるにたる武将はいない。遼の皇太后蕭銀宗は、秘かに南下の機会をうかがう。”
余賽花 蕭銀宗 趙光義 楊延輝 楊延昭 八賢王趙徳芳 寇準 瓊娥 王欽 紫群主 趙元侃 韓延寿 呼延賛 董月娥(小野美幸) 楊排風 楊洪 元佶 (星野充昭) 楊宗保 (長谷川智子) (高瀬右光)
“遼軍の南下総攻撃近しの噂に恐れをなした皇帝趙光義は、女性たちの出陣を促すべく楊家を訪れ、そこで楊延昭生存の事実を知る。喜んだ趙光義は、過去のすべてを水に流し延昭の中央復帰を許す。
一方、遼の皇太后蕭銀宗は王欽から延昭死亡の報告を受け、南下を決意した。だが、いざ出陣という時に延昭生存を知り愕然とする。”
余賽花 蕭銀宗 趙光義 楊延昭 楊延輝/木易 瓊娥 八賢王趙徳芳 寇準 王欽 趙元侃 紫群主 呼延賛 韓延寿 楊延瑛 楊洪 楊宗保
“大宋の第二代皇帝趙光義が崩御した。本来なら初代皇帝の皇太子八賢王が皇位を継ぐべきところ、本人が固持、玉璽は趙光義の三男元侃が受けた。そしてついに、宋・遼の両軍ががんもん関で激突する。元帥楊延昭指揮の下、宋軍は大いに意気あがるが、遼の蕭銀宗にとってこれは敵の力量を試すための小手調べにすぎなかった。この戦いのさなか、楊家の四男で今は遼の皇女の夫として蕭銀宗に仕える延輝は、楊家に残した妻の董月娥と互いに敵としてあいまみえることとなる…。”
余賽花 蕭銀宗 趙光義 楊延輝/木易 楊延昭 八賢王趙徳芳 寇準 趙元侃 瓊娥 楊延[王其] 紫群主 董月娥 馬賽英(津田真澄) 楊延瑛 韓延寿 呂鍾(伊藤和晃) 張元 元佶 楊洪 (星野充昭) (高瀬右光) 楊宗保
台詞なし:呼延賛 王欽
“楊家の長女延[王其]は、亡き父楊継業の形見の剣を探して旅に出る。戦うにはすぐれた武器が必要と悟ったからだ。刀の行方を追って、延[王其]は遼軍占領下の幽州にまでやってきた。そしてそこに、数奇な運命が待ち受けていたのである。
一方、延[王其]を探してごだいさんまでやってきた楊家の女性たちは、そこで胆力膂力に秀でた一人の僧に遭遇する。実にこの僧こそ、金沙灘の戦いで行方不明となった楊家の五男・延徳だったのである。妻馬賽英は延徳の不忠不孝を激しく非難、しかし、延徳はかたくなに帰郷を拒むのだった…。”
蕭銀宗 楊延昭 楊延徳 楊延[王其] 馬賽英 孟良(斉藤志郎) 焦賛(天田益男) 呂鍾 韓延寿 董月娥 楊延瑛 蕭天佐(千田光男) (中博史) 門番(星野充昭) 老爺(山野史人) (高瀬右光) (岡本章子) (遊佐浩二)
蕭天佑
“延[王其]の無謀な企みはあえなく失敗する。遼の将軍蕭天佐によって捕らえられた延[王其]は、厳しい拷問を受ける。この危機を救ったのが遼の第二皇女瑶娥だった。なんと瑶娥は、凛々しい男装の延[王其]に一目惚れしてしまったのである。そこで延[王其]の兄で、今は遼の第一皇女の夫木易は、延[王其]を逃がすため瓊娥をたきつけ延[王其]との結婚をすすめる。ここに前代未聞、女と女の結婚式が執り行われる…!”
蕭銀宗 楊延輝 楊延昭 楊延[王其] 瓊娥 瑶娥 孟良 焦賛 呂鍾 韓延寿 蕭天佐 門番 焦光普[焦賛の弟分](高瀬右光) 老爺 (遊佐浩二)
“木易の助けで、延[王其]と瑶娥は幽州城を脱出した。愛する娘ばかりか、楊継業ゆかりの刀まで盗まれたと知って、遼の皇太后は烈火のごとく怒る。皇太后は二人を捕らえるべく追手を差し向ける。
怒ったのは皇太后だけではなかった。宋軍の最高司令官たる楊延昭は、許可なく軍営を離れた妹を赦すことができない。軍律を犯した者には死罪あるのみと、延[王其]の帰りを待ちかまえていた…!”
余賽花 蕭銀宗 楊延輝 楊延昭 楊延[王其] 瓊娥 瑶娥 王欽 焦賛 孟良 紫群主(清水馨) 董月娥 馬賽英 杜金娥 楊延瑛 楊排風 焦光普 楊宗英[幼名は淘淘(とうとう)](増田ゆき) 楊宗保(阪口大助) 伝令(星野充昭) (中博史) 謝金吾(中田和宏)
“謝金吾は見事王欽の期待に応えた。再び御碑前に現れた謝金吾。騒動を起こしわざと皇帝の愛馬を逃がす。怒る皇帝に、王欽が御碑撤去を説く。かくして詔勅が下り、楊家の誉れがまたひとつ失われた。母が落胆のあまり病に倒れたと知って、楊延昭は開封へ駆け戻る。命なく戦列を離れるは死罪。しかも最初に訪ねたのが王欽の屋敷とは…”
余賽花 蕭銀宗 楊延昭 王欽 八賢王趙徳芳 寇準 趙元侃 紫群主 瑶娥 楊延[王其] 呼延賛 焦賛 孟良 韓延寿 楊排風 楊宗保 楊延瑛 董月娥 馬賽英 楊洪 元佶 呼延丕顕(金子由之) (高瀬右光) 張元 謝金吾 陳武
“三関元帥たる身でありながら、皇帝の命なく陣営を離れた罪、さらには焦賛をそそのかし謝金吾を殺害させた疑い、もはや楊延昭に弁解の余地はなく、焦賛ともども捕らえられた。しかも皇帝はこの裁きを王欽に命じる。唯一の救いは、八賢王や寇準が割って入り、この審理が正しく行われるか見守ったことである。しかし、母余賽花にとっては心の安まる余裕はなかった…”
余賽花 楊延昭 王欽 趙元侃 八賢王趙徳芳 寇準 焦賛 紫群主 瑶娥 楊延[王其] 馬賽英 楊排風 楊宗保 楊延瑛 董月娥
拷問係(千田光男) 楊洪 陳武(星野充昭) (石波義人) (堀川仁) (鳥畑洋人)
“判決は以外にも厳しいものだった。楊延昭は焦賛ともども流刑を宣告されたのである。しかし、この好機を遼の蕭銀宗が見逃すはずがなく、遼軍は一気に三関に攻め入り、宋軍は苦戦につぐ苦戦を強いられる。この危機に、またしても宋王朝の泥縄式理論がまかり通る。すなわち皇帝は楊家に助けを求め、楊延昭は一切の罪を赦され都に帰った。御碑は再び天波府に返され、楊延昭は三関元帥に復帰したのである…”
余賽花 楊延昭 王欽 趙元侃 八賢王趙徳芳 寇準 呼延賛 紫群主 楊延[王其] 焦賛 孟良 呂鍾 楊宗保(落合弘治) 韓延寿 呼延丕顕 楊延瑛 楊洪 元佶 董月娥 陳武
(堀川仁) (高瀬右光)
“辺境は風雲急を告げ今や未曾有の国難。余賽花はついに自ら出陣を決意した。楊家の七男延嗣の忘れ形見宗英も、母杜金娥と戦場に急ぐ。遼の皇女瑶娥をはじめ楊家の娘・嫁たちからなる女性軍団も勢揃い。そして楊家の五男、ごだい山で僧籍にあった延徳も、戦場で母と涙の対面を果たす。”
余賽花 蕭銀宗 楊延昭 楊延徳 趙元侃 八賢王趙徳芳 王欽 寇準 穆桂英[ぼくけいえい:山賊の頭](篠原恵美) 楊宗保 瑶娥 杜金娥 馬賽英 紫群主 孟良 焦賛 韓延寿 穆瓜[ぼくか:穆桂英の従者](田村勝彦) 楊宗英(永井誠) 楊洪 楊排風 董月娥 呂鍾 呼延賛 呼延丕顕 張元
(千田光男) (高瀬右光) (加藤優子) (小田木 美恵) (星野充昭)
“大宋、大遼の両軍が激突した。
戦いは緒戦から熾烈を極め、双方ともにおびただしい数の将兵が討ち死にした。そして宋軍の元帥楊延昭は、この無敵の天門陣を破らぬ限り、最後の勝利はないと痛感させられるのだった。”
余賽花 蕭銀宗 楊延輝 楊延徳 楊延昭 八賢王趙徳芳 瓊娥 瑶娥 韓延寿 孟良 焦賛 楊延[王其] 馬賽英 楊宗保 穆桂英 穆瓜 杜金娥 楊宗英 楊延瑛 楊洪 張元
(中博史) 岳勝[がくしょう:宋の将軍](高瀬右光) ばふう[楊延徳の師匠](長島雄一) (金子由之) (星野充昭) 木丹[ぼくたん:楊延輝の息子](沼田祐介) (加藤優子)
蕭天佑
“穆[木可]塞、今は亡き穆てんおうの愛娘の隠れ家。なんと穆桂英は、一族郎党引き連れて噂どおりに山賊の頭目におさまっていたのである。招き入れられた楊宗保を助けだそうとする焦賛・孟良も、手下どもに軽くあしらわれる。
そして穆桂英、この美女と大宋の未来の棟梁と目される楊宗保との出会いは、まさに運命的なものだった。やがて二人は結ばれ、穆桂英は戦場で華々しい活躍を見せるのである。”
余賽花 楊延昭 穆桂英 楊宗保 孟良 焦賛 穆瓜 八賢王趙徳芳 呼延賛 楊延[王其] 楊延瑛 瑶娥 董月娥 馬賽英 杜金娥 楊宗英 岳勝
(千田光男) (加藤優子) (小田木 美恵) (青山穣)
“元帥楊延昭の怒りは一向にとけない。やがて宗保の危機を知った花嫁穆桂英が宋軍の陣営に乗り込んできた。実はこれこそ楊延昭のねらいであり、処刑騒動は穆桂英を誘い出すための延昭の深慮遠謀だったのである。延昭は桂英の将としての才能を高く買っていた。楊延昭のにらんだ通り、やがて請われて宋軍の指揮官となった穆桂英は戦場狭しと縦横無尽の大活躍を見せるのである。”
余賽花 蕭銀宗 楊延昭 穆桂英 呂鍾 楊宗保 八賢王趙徳芳 呼延賛 孟良 焦賛 瓊娥 瑶娥 楊延[王其] 穆瓜 韓延寿 楊延瑛 董月娥 馬賽英 杜金娥 楊宗英 呼延丕顕 張元 岳勝
(中博史) (星野充昭) (加藤優子) (小田木美恵)
“宋軍は久しぶりに大勝利を収めた。開封に凱旋した楊一族は皇帝趙元侃から数々の恩賞を賜った。そして御前にて楊宗保と穆桂英の婚儀が執り行われた。ついで、楊家の長女延[王其]と将軍岳勝、楊家の次女延瑛と将軍張元が挙式した。まさに楊家はわが世の春。
しかし、好事魔多し。はやくも次なる暗雲が近づく。まず大黒柱の楊延昭が病に倒れる。そして楊家に最も親しい呼延賛の息子で、かねてより楊家に不満を抱く呼延丕顕に王欽が接近する。楊宗保の三関元帥着任を機に、何やらきな臭い雰囲気である…”
余賽花 蕭銀宗 楊延輝 瓊娥 楊延昭 王欽 趙元侃 寇準 穆桂英 楊宗保 楊延[王其] 韓延寿 呼延賛 呼延丕顕 杜金娥 馬賽英 董月娥 楊洪 元佶 岳勝 張元 八賢王趙徳芳 穆瓜 楊延瑛
余賽花の放った刺客(大友龍三郎)
“戦場で討ち死にした遼軍の名将たちの遺児七名、第一皇女瓊娥の息子木丹を含めこれら八将は、いま戦場へ向かう。遼軍の三関奪取へかける意気込みはすさまじく、彼らはまずへん関に襲いかかり、呼延丕顕は孤立する。これは両軍の作戦であり、丕顕の救援要請に応じ三関元帥楊宗保が出撃するのを遼軍は待ち受けていたのである。楊宗保は、呼延丕顕からの度重なる要請になかなか応じようとしなかったが、ついに決意し敵の罠を承知で出撃する。そしてたちまち敵軍に包囲されてしまう。だが危機をまぬがれたにも関わらず、丕顕はいっこうに宗保軍の救援に動こうとしない。それは、まるでかつての楊家・潘家の反目の再現であった…”
蕭銀宗 楊延輝 瓊娥 楊延昭 楊宗保 孟良 焦賛 韓延寿 呼延丕顕 楊宗英 木丹
楊洪 使者(星野充昭) (岩松廉) 岳勝 (青山穣) (鳥畑洋人) (千田光男) 王欽 余賽花の放った刺客 元佶 張元
“楊宗保の危機を、単身敵陣に斬り込んだ楊宗英が救った。苦戦が続く宋軍に心を痛めた余賽花は、ふと召使い楊排風を戦場に送ることを思いつく。余賽花の目は正しかった。戦場に臨んだ排風は、水を得たような大活躍を見せるのである。だが戦況は一進一退。そしてますます熾烈さを極めていった。両軍ともにおびただしい死者、しかもいつ果てるともしれない。楊家にも新しい位牌がまた一つ増えた。夫を、息子を、孫を、余賽花の悲しみはいつまで続くのか。その思いは一人余賽花だけではない。遼の皇太后蕭銀宗も同じ思いだった。やがてその蕭銀宗のもとへ、西夏国より同盟の使者が…”
余賽花 蕭銀宗 楊延輝 瓊娥 王欽 趙元侃 八賢王趙徳芳 楊延昭 寇準 孟良 焦賛 瑶娥 楊延[王其] 楊排風 楊宗保 楊宗英 呼延丕顕 韓延寿 楊洪 木丹 紫群主 杜金娥 董月娥
(千田光男) (高瀬右光) (青山穣) (星野充昭) (堀川仁) (岩松廉)
“遼の内乱をきっかけに宋と遼のあいだに和議が成立。和議書は奇しくも因縁浅からぬ二人の女性、余賽花と蕭銀宗によってとり交わされた。かくして両国を代表する二人の女傑が感動の対面を果たす。やがて、西夏国が中原に怒涛の進撃。老余賽花に率いられ、楊家の女将たちは文字どおり最後の戦いにおもむくのだった…”
余賽花 蕭銀宗 楊延輝 瓊娥 王欽 趙元侃 八賢王趙徳芳 楊延昭 寇準 孟良 焦賛 瑶娥 楊延[王其] 楊排風 楊宗保 穆桂英 紫群主 楊延瑛 穆瓜 楊洪 杜金娥 董月娥 馬賽英 木丹
(青山穣) (高瀬右光)